『看板の価格』
自慢じゃないですが、私は、
余程のことがない限り
看板の値段を即答できます、
それは、永きに渡ってのお客様との
やり取り、
素材の価格、製作過程、取り付け方法
その経験値によるものだと思います、
そりゃ、これまで口をついて出た途端
「しまった!!安すぎ〜」なんてこと
たびたびの、しょっちゅう
大概、安すぎで高く言った記憶がない
冷や汗、脂汗、落胆の末の
「即答」が今出来ているのでしょうね、
まぁ、看板の値段って難しいですよ、
一概に「安い」「高い」
山盛りの野菜を買うようにはいきません、
・・・・って、その前に
看板に安い、高いは
比較論では片付けられないものです、
感覚としては、わからなくはないですが
見えない部分で
いくらでも調整できるんです、
誤魔化しや、品物のグレードを落とすとか
そんなことではなく
逆に、プラスアルファのことなんです、
数字に表れない心配りや、精神的なサービス
精神的なサービスって?
ほら、やさしさ
やさしさですよ・・・・・とかなんとか、
いずれにしても、
買う側、売る側のお互いの信頼感だと思いますよ、
私利私欲?
商売だから、ほんの、ほんのちょっぴり
ないとは言えない・・・・・のだ。
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