『心捜しの看板屋』
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ネットのお客様は、相も変わらず
やはり、値段で、お決めになる
無理からぬことと思うダス
だって、他のもので比べようがないじゃないですかぁ
看板屋さんが親切だとか傲慢とか
逢ってみて、わかること
契約して
お金振り込んで
頼みはデザイン画像のみ
んでもって
取り付け当日、初めて看板屋さんと、ご対面
これがさ、見るからにイケ好かない顔立ちに
態度に、物言いなんて三拍子そろって
「この看板屋だけは、ご勘弁」の太鼓判
あ〜ぁ、銀ちゃん看板店みたく
かゆいところに手が届いて
なお、かつ、奥ゆかしいなんて
(だんだん痒くなってきたよ)
物腰はやさしく
言われてないのに細かい部分まで・・・・なんて
ないから・・・ご心配なく
ほんと、真面目に
ネットの当たりはずれ・・・・
逢ってみて、初めてわかる信頼感
逢わずして
電話のやり取りでわかる横柄さ
メールの文章の傲慢さ
乱暴者よりのFAX
こんな看板屋に誰が頼むものか
良い印象で始まった取引
出来上がった作品が・・・・これ?
反対に
むかつく態度の重ね餅野郎が作った看板の
なんと、なんとの出来映え
・・・・で
看板頼むの
どの看板屋にしますぅ〜
「銀ちゃん看板店?」
可もなく不可もなく
印象が薄い?
そりゃダメじゃん
安心してよ、作った看板の印象は・・・・深いダス。
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「寂しいと言い私を 蔦にせよ」 神野 紗希
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