『逆風の中に看板屋』
改めて自分が看板屋だってコト
意識したことはないけど
看板屋って不思議な商売だなぁ〜って思う、
建築と関連はあるけどワタクシの中では
基本的に異業種
これで、看板屋の仕事って、人様から見ると解り辛いかもしれない、
机に座って、見積もり、提案プランのデザイン
これは、看板屋さんの主たる業務に非ず
現場調査で、周りの条件、環境を数的に把握
それから、製作に入る
資材をそろえて、外部発注するものは手配し、
人員の確保
その間にも、絶えずお客様とは、デザインや日程の調整を
並行してやってゆく、
昼間は、その折衝や電話で時間を費やし
夜はメールの返信、デザインの変更に対応してゆく
・・・・で余った時間で短い夢路を貪る
急に値引き？・・・今更、勘弁して下さいよぉ〜
えっ、仕様変更？、んもうォ〜もう、できちゃってますヨぉ
日程が早くならないかって？
お、お客様ァ〜
ちょっとの「ワガママ」は聞けますよ、聞けますけど、
ワタクシには地球の回転を戻す力も、速度をゆるめることも
できたら・・・・・競馬も宝くじも当てますよ
仕事なんか、仕事なんか、やってないでしょ・・・・・ネ
およそ仕事、商売は集金（入金）があってこその完了
これが、なかなかのクセもの・・・・回収には
苦労の山が・・・ほら、ワタクシの背中の後ろ
・・・・でやっとこさ、集金できたとしても・・・・
しばらくして、看板に不具合でも発生、発覚すれば
即クレームという悪魔に襲われる
自分が産んだクレームもないではない（多いよ・・・うるせぇ）
色とか文字の大きさとか
雨が降ったら、どうなった、風が吹いたら
やけに看板が震える・・・・・とか
よほど、よっぽど 、ご本人（俺様よ）の方が震えてんのにサ
銀ちゃん、そいつぁ〜酒か歳のせいだよ・・・・
だから、うっせぇんだよ、こ、こんな場面に冷静な意見はいらないって
そう、いつも、言ってんでしょ
誰に？・・・・・って
世間様に・・・・・だよ。
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「桃源の 路次の細さよ 冬ごもり」 蕪村
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