『懲りずに看板屋』
近年ますますLEDとフレックスフェースな看板ばかりに
変遷というのでしょうか、エコとか節電とか
実際はどうかは定かではないけど
トレンドやブームに商いと言う波乗り選手は
めざとく、機をみて敏なる行動を起こした人は財をなす、
余計なことだけど罪もなす、
木の看板にこだわる人
ネオンの灯りの好きな方
書き文字じゃないと、おさまらないご仁
いろいろ、さまざま、
アルミ複合板にインクジェット貼り看板も
簡便でいいけど、勘弁して欲しいこともある、
だから
その商い、職業、立地条件で、様々の可能性というか
必ずしも、意固地にこだわる必要もないわけで、
反対に、ものすごく格調高く、伝統と粋が息づいているような場所に
プラスチックやアルミ複合板もなぁ〜っていうシーンもないわけでは・・・ない
よく思うのです
俺に任せてくれたら
こうやって、あぁして、こ〜んなにも集客のある看板に留まらず
お店作りの知恵
ワタクシだって、ムダに永〜く、お店の開店を
たくさん、たくさん見て来たわけじゃない
中には、なんで、失敗するような店作りをされるんだろう
・・・・・んじゃ、開店する前に言ってよぉ〜
言いました、言いましたよ、
でも聞く耳持たないというか
お店の開店がスタートなのに
ゴールでテープ切ったような錯覚しているオーナーさんに
説明できますかぁ
どうせ、看板屋、もっと看板の仕事が欲しいんだろ・・・みたいな誤解?
・・・ん、ん、ん、正直言えばそりゃ仕事も欲しいですよ
でも、やっと開店に間に合わせて施工完了した看板を
半年足らずで卸すことは寂しいですよ
商売を離れて、心から、そう思います、
看板屋さん泣けるねぇ、だけど撤去作業だって追加仕事、
閉店した店の次なる・・・・開店する新しい看板の仕事・・・・
そんなこと・・・・これっぽっちも
ほんの少し・・・・頭をよぎることも・・・・ないではない。
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『 さらさらと 聞こえてまはる 風車 』 中村 汀女
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