『十年遅いよ看板屋』
こんな言い廻しは不本意なれど
「十年、あっと言う間」だよ
残念だけど・・・・そうなんデス
光陰矢の如し
少年・・・老い易く・・・もう老いてしまいました、
学成り難し
ホントに学ばないで、浮草のように、漂って
気がつけば、時間だけは呼び戻せない
もっと・・・・しとけば・・・・・
もっと・・・・なんとか、かんとか
我が身の至らなさ、恥ずべきことばかり
(銀ちゃん、何かあったん?)
心が弱くなると謙虚さを通り越して卑屈に成り下がる
そうです、
今、卑屈な気持ちで・・・・・ってのはウソですが
ただ、前を見て・・・・卑屈にならない生き方
こりゃ、難しいよ
ましてや、性格的に難のある看板屋銀ちゃんなら、なおさらのこと、
いいことはお陰さん
悪いことは、み〜んな自分のせい
その謙虚なこころで
やっぱり
「明日、いいことあるよ」
そう、思わなきゃ・・・・・
だから、人間は今日の我慢ができるんだ
(銀ちゃん、何かあったん?)
あのね、99%決まって仕事が
スルリと指の間・・・・・・
なんて、そんなことは日常茶飯事、
いやぁ〜、ここへ来て
やっぱり、わが身の、不出来さで嘆いてるだけデス
(今頃、気がついたの)
そんな意見は、いらないやい・・・・
これこれ、謙虚に謙虚に・・・・・・
明日は少し、幸せ心をわけてあげよう(by暮らしの神様)
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「 湯豆腐や いのちのはての うすあかり 」 久保田万太郎
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