『看板屋ものがたり』
電話で注文が入ります、
メールとか、FAXだったり・・・・・
それから
見積り、ひねります、
どうも相見積りくさいなとか
前に見積もった数字とニラメッコしながら
やってみりゃ、すぐなのに
頭の中で、やたら時間だけ数えて
お尻に火が点いて提出
折り返し、すぐ決定のもの
多少の値引きで決まるもの
ず〜と、なしのツブテのまんまな案件
それから、見積りした数字に見合うよう
製作に入る
材質ランクは、A?,B?、C?
どうやれば、早く出来上がるか、もうひとヒネリ、
取り付け当日、お客様と初めて、お会いする
見られてる、人物の値踏みされてるぅ〜
でも平気、あっしは得上品だがや、
こちらも、よ〜く観察、ひとえに決済のことだけなんだけどォ
いつもの如く、手際よく
この道40年の経験がものを言う(ウルサイくらい)
そつなく完了、領収書と交換に大好きなお金を頂戴して
茜空を見ながら家路へと急ぐのであった。
パチパチ・・・・パチパチ・・・・・
って、こんなに字で書くようにうまく、いった試しは
殆どないなんて、日記に書けると思いますかぁ〜(誰かに問いかけ)
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「水打てや 蝉も雀も ぬるる程」 其角
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