『ネットの世界』
ネットから仕事が来るっていうことは、
一度も顔を合わさないで
電話とメールで
ただ、ひたすら信頼されるよう
誠実を前面に押し出して
少々、饒舌になるものの
何とか少額ながらも成約に漕ぎ着ける
まさに小船で大海に漂ってるような 心境である、
多くは沈没の憂き目の方が多いけれど
こうして決まると、飛び込み営業を繰り返し、繰り返し
やっと注文が貰えた
あの時と同じような気持
ただ、嬉しい
信用された喜びのような
誰か偉い人が言いました
仕事とは雨だれが岩を貫くような
そんな気の遠くなるような作業の積み重ねだと
雨粒の一粒、一粒に
哀しさや喜びがあることって
そんなに悪い気はしない
次、ニンマリ出来る日は
そう、遠くはないかな。
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