『マンネリは不動の力』
ずっと昔、
看板屋は文字が書けて当たり前の時代、
仕事がないとか、切れるとか
腕に「職」があるので
まさか、腕の「職」が 身体から離れていくなんて・・・
そりゃ、天地がひっくり返るくらい、
文字書いてりゃ、食うことに困りはしなかった
それより、押し寄せてくる文字書き依頼を
どうさばくか、三日三晩、筆を動かしながら寝ながら書いたことも、
お茶、お昼はもちろん、向こう様持ち、
たまに「先生」などと、不似合いな呼ばれ方をして
看板なんて、文字が入らなきゃ、ただの板
文字書きさんが、スケジュールの中心
「あの頃は、よかったなぁ〜」・・・・・遠くをみつめて、
それに比して、今ぁ、どうよ
「文字が書けるって、それが、どなんした」・・・じっと足元に目線、
文字書きを白紙にして
んじゃ、俺には、何ができるん?
大抵の看板屋さんが
み〜んな、同じこと、やれるし、やっている
他社のやってないことをやらなきゃ
生き残れない、
だけど、そうそう、他のことなど、ありはしない、
ここで、看板屋、頭を振って考える
おまえの武器は何?
あなただけに、できることは何?
看板屋、ただ文字書いてりゃよかった・・・・のに、
「えらい、時代になりましたぁ」
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毎度です
僕が、この仕事を始めた時
既にデジタル
インクジェットは、まだでしたが
カッティングシートは全盛期でした
幼少の時の記憶でも
親父の書きはほとんど覚えが無く
シート加工の記憶があります。
でも未だに「看板屋さんは書くんやろ」と言われるって事は
「書く」という行為は世の中の一般人には
鮮烈に残っている訳ですから
やっぱり看板屋は字が書けないと
いけない気がします。
世の中は、どんどん変わっていきます
変化に対応するのも大切な事
培ってきた技術は、変化に対応する為の「技」のひとつかもしれませんね。
コメント by samansa — 2010/10/23 土曜日 @ 18:16:21
サマンサ君、いつも、ありがとう。
ボロっちぃブログに、素敵な深いコメント、
看板屋さんは変革しないと生き残れない・・・
ひとつ、ひとつ、今日より明日、
そんな気概で、一緒に生き残ってゆきましょう、
・・・・って、言ったって
まぁ「明日は明日の風が吹く」精神、
ボクは前を向いて、がんばります。(老人の主張)
コメント by 銀ちゃん — 2010/10/23 土曜日 @ 21:58:59