『野分の中をゆく』
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紆余曲折あれど、
無事、一滴の雨にもあわず
風に吹かれることもなく
「終ったぁ〜」
なんだか、なぁ〜
嬉しいような、安堵のような
はい、はい、おしまい、おしまい
そして次へ
「銀ちゃん、なぞかけ、お願いっ・・・・」
「あのねぇ、今、そんな心境じゃないんだよ」
「そこを何とか、色男ォ〜日本一ィ〜」
日本も、随分狭いねぇ
色男とまで言われちゃなぁ
お題は何?
「台風ってどうかしら」
「台風ねぇ・・・・・・」
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「台風」とかけましてぇ〜
「夫婦喧嘩」と解きます
そのこころは
終わったあとは、ただただ
荒野のようなものが残るだけでしょう。
「深いなぁ〜」
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