世界遺産『富岡製糸場』
親戚の祝い事で群馬県高崎市に行って来ました、
少し時間が出来たので
車で40分くらいのところにある「富岡製糸場」に
行くことにしました、
「世界遺産」の肩書きは、観光にはもって来いなのでしょうか、
これといった工夫もなく、ただ入場料を徴収するだけのような
寺社仏閣の拝観料のようなものでしょうか、
入場料1000円が高い、安いは置いて
町を挙げて「世界遺産」に選ばれるよう
傾けた情熱が、どこにも見受けられない
修理中の建物が別料金になっていて
仕事でいつも見ている「足場」を見るための
別料金?(ちょっとイヤ味でしょうか)
「あぁ野麦峠」のような女工哀史や
あの広大な工場に、十代の若い貧しい女性が
熱いお湯に手を入れて、ずっと、同じ姿勢で
働いていた、そんな汗の染みた工場から
いろいろなことが偲ばれました、
苦言ではないのですが
観光化されてゆくのは、しょうがないとして
今日まで、戦火をくぐりぬけて
遺産として残してきた、そのことには
敬意をはらわずには、いられません、
そんなことを思いながらの群馬の一日でした。
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