『お盆が過ぎたら風が吹く』
少し遅くずらしての、お盆休み
新幹線に乗って、もうすぐ名古屋の手前で
携帯電話に兄貴のような存在の訃報、
一瞬、頭の中が真っ白、
数ヶ月前より、覚悟はしていたが
その日は思いのほか、早くやってきた、
埼玉で一泊して、京都までトンボ帰り、そして奈良へ
お通夜には懐かしく、哀しい、たくさんの顔と再会、
こうして、みんなに逢わしてくれたんだな
もっと、いろんなこと、いっぱい話せたのに・・・
夜通しみんなと思い出話
十数人の中、一番若手?が私で今年六十八歳、
みんな向こう岸が近い歳になりました、
こっちにいる間
精一杯 働いて、笑って、泣いて、
逢える時にあって、行きたい所に行き
見たいもの見て、食べたいものを食べ
人間を走り抜けてゆこう
あっちの世界、こっちの世界とややこしいけど
もう少し、浮世を楽しむことにしよう。
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「かぼちゃに きゅうりとなすと 立ち葵」 豆助
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