看板娘

今日は昨日で閉店したお店の看板を

面板ひっくり返しても照明が入ると

はっきりわかってしまうので

白いシートを貼ってきました。

１０年くらい前に私が取り付けた看板を

白装束にするのは

何となく寂しい

やはり、世の中は動いているので

不変って難しいものだ

そう、考えると

下降しないマンネリも、また、貴重なり。

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姫路までブィ〜ンって行って来まスタ、

姫路は賑やかでした、

それも、そのはず、大改修終了直後ですやん、

昨年の「軍師官兵衛」以来の人気スポット

残念ながら、ワタクシは仕事で、

駅前で500円ラーメン食べただけ？

うまかった？

う〜ん、

味はちょっとシラサギジョ〜

結局、一日仕事になってしまいました、

ゆっくり、お城見物くらい

してみたいねぇ〜

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先日、あいみつ覚悟で訪問、打ち合わせ、

一週間経って

「御社に決めました」・・・・嬉しい返事

そうか、やはりスピード、打てば響く

これが決め手のようです、

もちろん、価格的にも自信ありですが

正直、提案デザインは、煮詰める時間もなく

とりあえずの間に合わせ

とにかく、「決めてやろう精神」

念ずれば通じ

大袈裟でなく、商いの基本の基本

次に向う弾みにしたいものです。

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また、あれから４年経った

早いなぁ〜、あれが４年も前

その前だと８年か

選挙の看板って、うるさいほど規制がある

とくに大きさ

大きすぎてはならない

いろいろ打ち合わせて、

今度お目にかかるのは４年後

そんなこと思ってたら

月日が流れてるっていう実感

ただ、流されてはならない・・・・・。

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「看板屋さん」って職業は

この先消え去るかもしれません、

なぜって、あまりに変革しすぎて

元の姿がわからなくなってしまわないかと・・・心配

・・・・って元の姿は

ペンキ屋さんのような絵描きさんのような

文字書きさんのようでもあり、

大工さんみたいな、土工さん、鳶さん、

あらら、

元々、さぁ、不可思議な職業じゃん、

でも、決して言うんじゃないよ

「器用貧乏」って

だって胸の中はいつも、めざせ、大金持ちだぜ ！！

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昔は「看板屋」が楽しかった

自分が書いた看板が、どこそこに揚がった

それを見に行くことが喜びであった、

ネオン工事を苦労してやり遂げて

点灯した時の何ともいえない満足感、

さて、今、喜びや楽しさが・・・・・

確かに作る喜びや書く楽しさは、残念ながら

薄く、小さくなった

だとしたら、何に喜びや楽しみを求めるか

今だって、自分がデザインした看板が街角に取り付けてある

その喜びは確かにあるのですが

パソコンを通して、キーボードとマウスで仕上げたデザイン

みんなが、みんな同じ道具で進めてゆく仕事

どこに優劣があるか

感性、頭の中のイメージ

そのあたりが勝負でしょうか

愚痴のような思いは私自身の鮮度が

自分の仕事にかける鮮度が失われることのないよう

常に、今が「旬」の感性を

日々研鑽してゆくことだろうと思います、

日々研鑽って言うが・・・・・むずかしいことです

でも、私は看板屋

瑞々しい感性で

仕事をしてゆくぞ！！

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現在は

誰でも今日から看板屋経営できる世の中

資金があれば開業できる職種になってしまいました、

技術や経験のいらない便利で簡単で安直な職業

・・・・と表向きは、そうでしょうけれど

歯軋りしても、哀しんでも覆らない現実、

それじゃ

私の経験や、苦労や、努力は

水の泡、水の泡でんがな、

努力とか、汗とか、艱難辛苦は死語でっせ

頭使いなはれ頭（遠くからカリスマ豊ちゃんの声がする）

今まで培ってきたものを

ムダにしない、明日に活かせるものに

ム、む、む、・・・・考え込んで・・・・

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おい、銀の字って

えっ、お前じゃない、君ィ〜５つも年上にため口？

んじゃ、銀ちゃん、銀ちゃんの看板の売り方間違ってるよ、

どこが？

あのさ、安売り競争に巻き込まれない商売できないかな？

よく言いますね、それじゃ、その秘策ってヤツ、教えてよ？

ただで？

もったいぶらないでさ、ちょっことでいいから、

んじゃ、さわりだけね、銀ちゃん看板店の強みって何？

えっ？うちの看板屋の強み？つ・よ・み・・・・・かぁ

何だろ、

他社になくて、うちだけ、俺らだけの強み？

う〜ん、

あのね銀ちゃん、そこんとこ、じっくり考えてみなよ

そしたら、答えが出てくるからぁ

「ンなこと言わないで教えてくれよ、豊の字ィ」

まだ教えないよ、石鯛の６０くらいの釣ったら、教えるよ、

「んじゃ、一生・・・・・ムリじゃん」

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ネオン危うし

ＬＥＤに世代交代・・・・だな

もう価格的にも遜色ないし

割れないし、電気トラブル（断線、漏電、過熱）も減る

いいことだらけ？

ネオンの華やかさだけは残ってはいるが

それも、もうすぐ追い越されそう

ネオンって、ホントに終わり

・・・・・・だね、

カッティングマシーンが出現して

ほとんど、文字書きがなくなった現象に似てる

あの、ネオン管の

懐かしいような感じ

昭和が遠のいてゆくような

そんな寂しさがある

時は流れてうつってゆく

私自身を投影して

そう思う。

「さらば、ネオン・・・・・・かな」
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大きな交差点に

必ずある職種の看板

まず、整骨院、マッサージ、整体院

塾、

歯医者、ネイルサロンに、金・プラチナ買います・・・・

多いなぁ、少子化が進んでいる現状

いくら団塊の世代の高齢化って言っても

すぐに限りある世代だし

淘汰されることは百も承知ですって

そう、交差点の看板が主張してるように見える

もちろん、みんな生き残る腹積もり

商売は競争が原理原則ではあるが

わが身に、その火の粉が降りかかってくるとは

私も、痛切には思ってはいません、

『まぁ』、『そのうち』、『いずれ』は

すぐ、やって来るのに

知らぬは主さんだけ？

知ってるのに・・・・わざと横見てるのかな

私も。

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