『振り返るな看板屋』
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あのぅ、お仕事の「縁」って不思議なものですね。
追っても、追っても手の届かない案件、
逃げて、隠れても、終いには、その仕事を
請けてるとか、
相手様の「縁」も、合縁奇縁、
逢った瞬間、波長がドンピシャなお客様、
何度も、何度も訪ねては、修正に修正、
最後に決まったはずの金額を値切ってくるツワモノ、
このツワモノには、さすがに温厚なる銀ジジィも「プチっ」
あとから、あれだけ傾けた情熱と時間とエネルギーが
もったいない、もったいないと悔やむ銀ジジィ
いい方向に持っていけたのでは?
譲歩の余地はなかったの?
短気は損気って
うまく、言ってますねぇ
粘り強く、決してイヤな顔は見せない
寝るとき、布団の中で百面相すればよし、
袖摺りあうも・・・・何とやら
いい縁ばかりに
出会いますように・・・・・っと。
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「眉掃きを 俤にして 紅粉の花」 芭蕉
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