『あれこれ看板屋事情』
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「だから、そう申し上げたんですよ、
これじゃ文字が小さ過ぎやしませんかって」
「だってプロだったら、わかるでしょ」
「はい、長〜い経験を生かして結果を想定できるのが
プロですから」
「それじゃ、あん時に、もっと強く言ってくれれば・・・・」
「かなり強く、申し上げたつもりなんですが・・・・」
「出来上がってからじゃなぁ」
「だから、ここは看板屋の意見を聞いて欲しいって・・・・」
「今くらいの迫力でさぁ〜」
「あれぇ、迫力はもっと」
「いやいや、優柔な態度でさ」
「そんなこと、ないですったら・・・・」
「あっ、お客のあたしが、そう感じたことを・・・」
「看板屋のプロの眼力で・・・・」
「だから・・・・」
ネ、この水掛論、たっぷり水を掛け合いました、
少しは「涼」をとれたでしょうか?
えっ、見苦しいほど、暑苦しい、やり取り・・・・
・・・・・でしょうか・・・・・・疲れたワ。
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