看板娘

「氷雨」にぴったりな今日の天気、

天候ばかりじゃなく胸の中も「氷雨」

なんか、こう、パァ〜と、なんかないの？

胸のうちが「ほっこり」するようなこと、

んじゃ、仕方ない、フランスジョークなど、おひとつ、

や、やめろよ、ジャパニーズ、ダジャレじゃ

よけい、凍りつくだよ、

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ほんとはネ、二月の声 聞いてから

気持ちは上向きなんですぅ〜、根拠？

確かに検索エンジンが宿願の一ページ目に掲載されたことは大きい

正直、それで即、問い合わせや売り上げが伸びたか？というと

予想に反して、そうでもない

それより、ワタクシのモチベーションというか

目に見えない何かに背中押されて

もっとも、すべからく積年の自身の努力が

具体的に現れてきた結果といえば、それまでですが、

ひとつ動かせば、二つ向こうから動いてくる

ゆっくり自転すれば、加速度的な回転になる

自転って？自転車操業のこと？（ウルサイよ）

俺のペダル見りゃ、わかんだろ

口と一緒で止まったら、即・・・・死ぬんだよ、それが悪いかぁ

銀ちゃん、怒ってるの？

怒ってなんか・・・・ないや〜い。

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「　冴え返る　すさまじきものの中に恋　　」　　　橋本　多佳子

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少しは、真っ当に稼業の話もしなくちゃ、

今ァ、看板屋さんに限らず

どっちを向いても不景気風の声が聞こえてきます、

これで消費税が上がれば・・・・・・

そりゃ、税金も大事だろうけど、

このまんまじゃ、こけて、倒れて、消滅します、

う〜んと働いて、たくさん儲けて、多く税金を納める

これで国の歳入も増えて・・・・・

やっぱり増税より、景気対策、抜本的な施策 必要だと思います、

労働者が笑顔で働ける様な国づくりを頼みます、

政治にもの申すつもりはないのだけど、

働いても、働いても

暮らしが追い付けない・・・・んなぁバカなことが

悲しいけれど・・・・現実の世界でございます、

なぁ、銀ちゃんゴルフいこか、

新しい居酒屋の開店祝いに一杯 どう？

今度の連休XX温泉へ・・・・・・・・

み〜んな幻ですぅ〜

「バブルの頃が懐かしい」

こんなセリフ、吐かなきゃいけない世の中なんて

ただ、手をこまねいて

座して死を待つより、同じ転ぶのなら

ジタバタ騒いで前のめり

また、また料簡の狭いブログになり候

「明日、いいことあるよ」

自分を励ますのは自分しかいないなんて・・・・・

よ〜し、

もう一度、がんばってみるかぁ。

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『　葛の花　　むかしの恋は　　山河越え　　』　　　　　　　鷹羽　狩行
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お金もなけりゃ、暇もない

ついでに、夢も・・・・・・

夢はあります、

じっくり、漫画でもいい絵を描いてみたい、

最近、自由にデッサンできるようになりました、

頭で想ったことを形に表すことができるように

なぜか、できるようになりました、

若い頃、漫画描くの好きでページものに挑戦しましたが

すべて胸から上しか描けませんでした、

それが、どういうわけか、自在に描けるようになったのです、

降臨？

１０日くらい自由な日があったら、

じっくり絵を描いてみたい

と、いうのが、目下のささやかな、

そして贅沢な夢かな。

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「　さみしさの　底ぬけてふる　　みぞれかな　」　　　　　　　丈草

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ある日、ある時、ある人に言われました、

「銀ちゃん、人柄は面白いのに

書いた文字は面白くないね」

う〜ん、唸りました

決して自分の性格は、面白味のある部類じゃない

はっきり言って、つまんない奴かもしれない

・・・・だから、絵も文字も四角四面なのか

ほんとはね、自分でもわかってたんです

どんなに、ハメを外した文字を書こうとしても

なぜか、ハメが外れない、

（タガは外れてんのにサ・・・ウルサイよ）

やっぱ、生真面目過ぎるんだわ、

だって、銀ちゃん、真面目が洋服着てるような・・・・

おっと、待ちねぇ

世間は、そうは見ておりませんぜ

けっこう、いい加減で、感情の起伏が高く、深い、お人だと

そう巷の衆は見ておりますケド

だったら、感情豊かな文字や絵や文章・・・書けませんかね

あのね、銀ちゃん

お前様は、何事においても

料簡が狭いんだよ

固く（意固地）て

小さくて

視野が狭い

あ〜ぁ

よく、はっきり、そう言ってくれましたねぇ

じゃ、広い、何事も赦すような心なんて

持ちあわせてないのかよ

・・・・・まぁ、強いて言えば・・・・そうなるか。

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「　桃源の　　路次の細さよ　　冬ごもり　」　　　　　　　　蕪村
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色彩の話、ボクはどうもブルー系が好き

新橋、万博色、群青

日本独特の色の名前で素敵なのは

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利休鼠（りきゅうねずみ）城ヶ島の雨の色

浅黄（あさぎ）、菫色（すみれいろ）

韓紅（からくれない）、鈍色（にびいろ）の空

江戸紫（えどむらさき）・・・・桃屋じゃないから、

看板の仕事してると

色から逃げられない（注＝色事ちゃうよ）

マゼンダ、マルーン、シアン・・・未だに馴染めないや

この看板の色では、毎度毎回泣かされます、

ほら、ポストの赤・・・・よく見るとマチマチだよ

道路標識の青・・・・これもアテにはならない、

色のイメージって頭の中にはあっても

たとえ、それを言葉にして表現できたとしても

面白いもので十人が十人 みんな違うわけで

だから、混乱、困惑、行き違いが生じる

なるべく「目」で判断

試し刷り、色見本帳で確認

それでもトラブルんですから

「看板屋さん、違うのよォ〜・・・ほら〜」

・・・・ってホラー？

「うぅん、どう言ったらわかってもらえるかなぁ〜」

さぁ〜どう聞いてよいやら

「こうさぁ、パァ〜と、そのくせ、はっきり、くっきりしたピンク、わかるぅ？」

（そんな色っぽい目で、すがりつかれても・・・）

ひとたび、絡むと
色はややこしい、

色事は、もっとややこしい・・・・おしまい。

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『　雪はげし　抱かれて息の　つまりしこと　』 　　　　橋本　多佳子

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