『天下無双の看板屋』
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看板屋さんと言っても
ピンからキリ
さしずめ、ワタクシなどは、そのキリもキリ
ず〜と最後方のキリでございます。
一言で「看板屋」といっても種々雑多、
近年、ますます細分化されまして、
ワタクシが看板屋さんを目指した 「昭和」は
文字が書けて、高いところが怖くない・・・・これで合格、
けれども、最近は
ほとんど文字も書きませんし(パソコンでカッティング文字orインクジェット出力)
高いところも高所作業車、
それから、出力印刷だけ、貼るだけ、取り付けだけ、プランだけ、営業だけ
だけ、だけ、だけで、看板屋さんの形の原型はもうございません、
もしも、あるとしたら、ワタクシの胸の中、奥深く
「だけ」 だけの細分化された職に不景気風が押し寄せて
安い、安く、安くしなければ・・・・・・・
こうして、
働けど、働けど、我、暮らしラクにならざる
どうしちゃったんでしょ、
よ〜し、こうなりゃ、なんでも屋、何でも引き受けてぇ〜
なんて言える時代じゃないのよ、
細分化された稼業を、どう立て直してゆくか
それは「ニッチ」・・・・・隙間でんねん
細分化の隙間って、狭〜いよォ
「狭き門」
くぐらなきゃ見えない明日かな
「明日いいこと」あるように・・・・・今日を、今をがんばる。
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『 初恋の あとの永生き 春満月 』 池田 澄子
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