『風鈴夏斬』
積乱雲、雨のあと
夏がどっと押し寄せてきた、
仕事って不思議だな
忙しいと忙しいなりに悩み
さらに、次の心配をして
今、目の前のやるべきことに集中しながらも
常に、己が姿を客観視できるよう
懐深く、物事をというより
自分を突き放して思考しなきゃいけない
そう、言い聞かせてはいるのですが
怠け心なんでしょうか
つい、つい甘く
自分の都合よく処理しようとする
そこから生じるミスに
悲しくも翻弄される
「しっかりしなきゃ」
今の小さな作業を面倒くさがると
あとで、大きな落とし穴が待ってると
わかっちゃいる 筈なんだけど
懲りない性分は
さぁ、痛い目見なきゃわからないほど
ダメな奴?
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「晩景の ととのってきし 冷し酒」 大石 悦子
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