看板娘

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今日は祝日だけど

「パナソニック」に看板を届けに行く

当社（自宅）の裏が

パナソニック門真本社

自宅前がパナソニック事業部

門真駅はパナソニックの駅

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ネットから、打ち合わせのためパン屋さん にゆく

職人肌のご主人

ムズカシイ顔に反して

やさしい表情がチラホラ見えて「ホッ」

年齢的には

同じ？もしかしたらワタシが年上かも？

う〜ん

逢うお客様、遭うお客様
ホントに九割くらい私が上だろなぁ

もう、そろそろ

自覚という二文字

噛み締めなけりゃ、イケマセンぜ。

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『　菜の花といふ　平凡を愛しけれ　』　　　富安　風生

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病院の告知看板の打ち合わせを

当社事務所で行う、

先様は

予算がこれこれ

内容があれとこれ

誠に合理的というか

殆ど、すべて、任せていただけるようで

責任は重くあるが

気持は軽くいけそう、

私流が使えそうなので

イメージは膨らむ一方です、

全てお任せと

制約つきと

さぁ、どちらが、いいのでしょう？

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ネットからのお客様に

なぜ？当社を選んで下さいましたか？

と、いつも、お聞きするようにしています、

フムフム

生きた参考資料というより

今、ここにある方法論の糸口

「たまたま」

「すぐ目に付いたから」

とか、だけど、

ここには表すことのできない秘策もありました、

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お客様によっては

ただ、「なんぼ、なんぼ、早よ、言うてんか」

あ〜ぁだけど

受注の可能性はゼロじゃないので

丁寧に返事する

でも、「次」のあった試しなし

「お見積もりは無料なんですか？」

「一度来てもらえますか？」

大いに脈アリ

だけど、

こればっかりは・・・わからない

何度も経験済みの「大ドンデン返し」

幾度か泣いて、笑ってを繰り返し

それでも

お客さまの心と雲は掴めたことがない

あっ、電話だ

いい話でしょうか、それともヒヤかし？

ヒヤかしも、商いのうちなんだって・・・・。

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私のまわりの同業者 仲間に

「二代目」さんが多い、

残念ながら、うちの息子は

ちっちゃい時から、全く看板屋に興味なく

一度も振り向いてくれはしなかった、愚痴、怨み、

いいえ、

毎日、仕事場で親子喧嘩しなくてよいので・・・・・・

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ちゃっかり、勤め人になって・・・・しまいました・・・・

二代目さんは

親父の仕事ぶり、経営ぶりを反面教師にして

がんばっているように思うのは・・・・斜見？

選んでなった職業なんでしょうか？

文字書いて、文字切って、取り付けに行って

「この特殊な仕事と言わなくちゃ片付かない看板屋」

経営は、確かにワタシを含めて総じてヘタだな

ちょいとヤクザな商売だから？

少しの材料費 に大いなる利益の上に

手に職があることに胡坐かいて

そ、そんなコトはない

今じゃ、誰でも、パソコンできれば

文字が書けずとも、営業能力が欠如していても

何とかやって・・・・・・ゆける・・・・かな

誰でも今日から看板屋

下塗り三年、文字書き十年、現場取り付けは「手元」から、

そんなの、どっかに行きました、

だから、看板屋、二代目、問われてんだよ

お前様の、「発想力」「独創性」「先見の明」

毎日、看板たたいて、穴掘って、御用聞きに行ってた時代に幕が下りて

さぁ「二代目看板屋さん」

あなたの「売り」はなんですか？

その前に、孤独な「看板屋銀ちゃん」 の売り？

そりゃ

このイケメンな顔と 全てを包み込めるような、やさしさよ

「ぷっ」

よく言うぜ。

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突然の雷雨

春の気象は、私の気性

まぁ、行けば何とかなるでしょう

琵琶湖のほとりまで看板の取り付けにゆく

アックスさん、ごめんね、

ものの数分で取り付け完了

看板より、ガラス扉にインクジェット貼るほうが

手間取った、

ス、スプレー 忘れて・・・・くちの霧吹きもなぁ

き、汚いかな？

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帰りに

昨日終わった市議会議員の選挙看板の撤去

二箇所、回って帰ってくる

どちらの方も当選したので「ホっ」

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どんな困難にも負けない、挫けないこと

「ふとうふくつ」

こうして、こんなもの書いて

自ら励まし、奮起しています、

だって、誰も元気くれないもん、

ワタシは

他の人に話しかけるときは

まず、大きな声で、元気よく

時にはワタシの心の中と裏腹に

大風呂敷を目一杯広げて

山伏も降参させるほどの法螺を吹いて

もしも、ワタシの中にある「元気印」が

相手に伝わるものなら

「饒舌家」の王道を

毎日、脇目もふらず

飯くって、酒吞んで呼吸してんだから

少しは

周りにも役立つように・・・・・・・

「えっ、うるさいだけだって？」

こんなウザイ奴ですけど

我慢して聞いてやってクダサイませ。

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「起死回生」、これは

もうあかん、ダメっていう状況から立ち上がる気力、

東北のみならず、

今の日本の状況というより

私自身の不可欠な姿勢でもあります、

震災前より

関西は元気がなく、仕事なく、夢もなく

私自身、長く、商売して来て

山も谷も、それなりに経験してきましたが

こんなに深い谷は初めてでした、

でも、だからこそ、「俺、がんばれ」って

そう、自分を励まし、工夫し、考え、コツコツ精神発揮して・・・・

そんな折も折、

今回の震災がありました、

「俺も東北も、ニッポンもがんばれ！！」

そう気持を切り替えて

敢えて、お花見をして

今、私に何ができるのか、

ずっと考えて来ました、

だから、「負けないでニッポン」

「元気出して東北」

「ひたすらガンバレ、俺」

そういう「念」をいつも抱いて

前へ

「明日、いいことあるよ」

☆

今日は日曜日にもかかわらず、

ネットからの、とてもいい仕事の、打ち合わせに行ってきます、

これです。

私のエネルギーの源は仕事でんねん

元気で働けたら「幸せです」

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ミナモトは欲？それとも慈愛？

ん〜？

ここ最近、ネットの問い合わせの確実性が大

今年の後半から

来年にかけて、景気は、きっとよくなるはず

ほとんど、希望的観測というより願望、切望です。

もっと、ゆったり一日をやり過ごしたい

これが当面の私流の贅沢こころかも、

一日は早い、１週間も一月も

光陰矢の如しを痛感

せめて、矢は的に当たって欲しい

その的は？

みんなの幸せ感、博愛精神溢れる・・・・

貧すりゃ鈍するって

絶対、精神的なもんでしょ

でも

生きてゆくことは

試されてる、試練の行列だわ、

なんと、しんどい浮世だこと

いいこと、楽しいこと、幸せなこと

巡り会いたいために

今日もガンバるっす。

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二年ちょい前くらいだったかなぁ

近所の高級中古車 販売の会社

社長の奥さんからネットよりの電話

訪問して

デザイン提案、ロゴまで考えて

見積書出して、それでは決定・・・・・

「近くに親切で、いい看板屋さんがいて、よかったぁ」

それから三日経って

「もう、仕事にかかっていますかぁ？

今からでもキャンセルできますかぁ？」

安いところを見つけたそうだ

仕事はね、ロゴの考案から、もう スタートしてんですけど、

「残念だけど仕方ありません 」

渋々でなく、スッパリ諦めて、気持ちの整理、

ただ

程なくして他社さんの仕事のクオリティを見て納得

納得できなかったのは

ワタクシの考案したデザインやロゴが、そのまんま、

「むかっ」

でも、いいや、それで役立ってんのなら

我慢、辛抱

ただ商業道徳からいっても

ちょっとアレだねぇ

永く続けばいいのに・・・・・・

先月で会社閉じていたのは

やっぱり

原因があって結果があるという事でしょうか、

「お金も大事だけど気持ちは、お金より、もっと大事だよ」

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看板デザインの

困ったをひとつ、ふたつ。

盛りだくさんも困るが

名刺程度の内容も・・・なぁ

看板の形、比率とマッチしない材料

ワイドはこんなに、なくていいのに・・・・・・

何入れる？

ライン？ワンポイントロゴ？

意味不明の写真？

いつも

「モリガアパヨ」

日本語で頭が痛い

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見積もりしていたことさえ

忘れかけていた仕事の依頼が来た

元気の源

急いでデザインを４つばかり送る

いつも、思う

もう少し、イメージの広がるような

そんなデザインの引き出し

持ってるはずだと

自分じゃ思っているけど

肝心要の時

降臨して来ない

それを

才能がないと言うんだな

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田舎なれども　サーハーエ

南部の国はサー

西も東もサーハーエ

金の山　コーラーサンサエー

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「　ごはんつぶ　　よく噛んでいて　 桜咲く　　」　　　桂　信子

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え〜、二晩もお見苦しい ところを・・・・

お客様、よくぞ我慢、辛抱してくださいました

えっ、今晩は大丈夫かって？

こう言っちゃ、なんですが

親戚筋といえど、あちらは「三流亭」

アタクシは「三楽亭」

背負ってる看板が違うんです、

えっ、お前も看板屋だろ、看板屋が看板背負うのは

当たり前だろ・・・・って

お客さん、うまいこと、おっしゃいますねぇ〜

お客にしとくなんざぁ、勿体無い

えっ、よくも三日続けて、こんなもの書けるなぁって・・・・

それはアタクシではなく

この毎日牛のヨダレのようなブログ書いてる人に言ってくださいよ

え〜と、どこまで話しましたっけ・・・・・

なに？お前も昨日、一昨日のヤツらと一緒

同じ一門だ、そんなに違わない？

それから

こんな暗い世相を何とかしようって思う気持はわかるが

お前の話を聞いてると

余計気持が沈んでゆくようで

とても笑えるような心境にはならない、

あの〜お客さま、適切且つ鋭い、御批評

アアタね、あなたは今、芸人ひとり壊しましたよ

明日から、看板だけに戻りますよ

あぁ、その方がいいだろ、噺家っていう看板下ろして

看板倒れにならねぇようにな「看板屋」

しっかり、やってくんねぇ

蛇足だが

「看板に偽りなし」だぜ看板屋ァ。

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「　春の夢 　みていて瞼　ぬれにけり　」　　　　三橋　鷹女

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え〜昨日の、あの噺家もどきの

銀なんちゃらは

あとで「クスン」じゃなく胸の中で「グスン、グスン」って泣いておりましたよ

よ〜く、意見しておいてやりました、

そこで兄弟子である、この三流亭銀次郎が

皆様のお耳汚しに・・・・・・

えっ、本当に汚れちゃ、かなわない？あ、そうですか？

あたしは、こう見えたって看板屋か噺家 か

わからないくらい・・・・・ロクな看板しか・・・作れないだろうって、

アアタね、そりゃ失敬といか失礼の極みですぞ

それじゃ、この際だから言わせてもらいますけどね

何ゆえ、アタクシが毎日、人様から饒舌家などという

実に哀しいニックネームを頂戴しているか

わかりますゥ

ハイ、一文字違いだけど「情熱家」 でもあるんです・・・って

そんなことは置いといて

え〜と、どこまで話しましたっけ

えっ、昨日の前座と、そんなに変わらない？

頼りないところは遜色ないって・・・・・・

あ、あのねぇ・・・・

「ちょいと、厠に・・・・・」

お〜い、まだ何にもやってねぇぞォ〜

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「　陽炎や　　名も知らぬ虫　　白き飛ぶ　」　　　　　　蕪村

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