『俳句とバイクが数寄屋橋』
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「 面白い 話の中へ 春の月 」 高浜虚子
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仕事ばっかして
下向いてばかりいて
風や星、月や、お天道さんの作る影とか
そんなこと、忘れないように
俳句の近くにいるように心掛けてんです、
バイク?
はぁ、乗ってんのはバイクじゃなく
風ですねん
早く言えば、風を切って飛んでんです、
バイクに乗って、もうすぐ半世紀
50年近く跨って
まだ、厭きないし、懲りないのは
バイクに乗って
心の隅っこで「チャラ」にしてんですよ、
ヤなこととか
あんなコトやこんなコトを
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「 のどかさは 障子のそなた こなた哉 」 月居
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