『大きなお世話のコンコンチキ』
************************************
看板屋が看板つけて来ました。
信頼という看板を背負っています、
看板倒れにならないよう、
・・・・・・・・看板って
板を看る
この看るってことは、世話をするって意味らしい
だから、
お店が繁盛しますように世話をするのが看板屋さん、
んじゃ、
うちの、会社が繁盛するように
誰か世話焼いてくんないかなぁ〜
えっ、看板屋のくせにって
ふん、大きなお世話だよ。
「銀ちゃん、何一人でブツブツ言ってんのさぁ」
「あっ、富次姐さん・・・・・」
「どうなのさ、仕事の方は?」
「忙しいのかって、聞いてんですか?」
「もう、まどろっこしいねぇ、ヒマなの?」
「え、えぇ、まぁ、どちらかと言やぁ〜」
「はっきり、お言いよ、もう、じれったいねぇ〜」
「・・・・で、そのワタクシがヒマだと姐さんにとって・・・」
「何でもないよ、そんなことより、寅さんじゃあるまいし、
ワタクシは、よした方がいいよ」
「へい、生まれも、育ちも・・・・・」
「もう、いいよぉ・・・・もうぉ〜」
☆
☆
☆
☆