看板娘

台風と看板屋さんって

不思議な取り合わせ
とかく、世の中の人の嫌われ者ですが

台風が来るたびに思い出すことがあります、

ずっと前の話

仕事がヒマでヒマで

やることがなく、掃除ばかりしてた頃

突然、やって来ました、神風？

そこら中の看板、み〜んな、なぎ倒して

疾風のように去ってゆきました、

台風一過、それは、それは俄かに忙しくなり

むこう三ヶ月の仕事が舞い込んで来ました、

喜んでよいやら、嬉しがってもあかへんし、

だけど、

とにもかくにも、当面のやることは満載

そりゃ、血湧き、肉踊るような活気

申し訳ない気持半分、灯りに照らされてる気分半分
これが

政策や政治手腕で、忙しくなれば、いいのに・・・、

不謹慎かもしれませんが

これまで、幾たび、台風のやらかした、お陰（？）で

仕事にありついたことでしょう（こんなことじゃ・・・ダメですケド）

明日の台風って・・・・・

いかん、いかん

平穏無事を祈って・・・・

ちょこっと、仕事も・・・・・くだサレ。

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仕事の大事なメールが埋もれてしまうよぉ〜

スパムの奴

退治しても退治しても、やって来る

でも、俺だって

そっちから見りゃ、人間スパムみてぇなもんだから、

負けやしません、

たとえ、この前みたいに

退治して2週間くらい腕が上がらなくても。

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「看板作って欲しい」

こんな電話で、二つ返事で

ひどい時は、その日

のこのこ、現場打ち合わせに行く

え〜、そんなに小さな看板、頭の中で数字の＋ー

高速乗って、有料駐車場に車、預けて

この時点で・・・・赤字やん？

さらに帰って来てから、追い打ちのように

デザインの数点パターンは欲しいんだって、くだんの彼女

仕方なくメールにて送る

間髪入れずに、部分変更

頭の中はグルグルと身の引き方を模索

そ、そんなに簡単に諦めてはくれそうにない

なまじイケメンが煩いして（イケ好かない顔ですけど・・・何か）

ビジネス、商売の文字が

ボランティア、奉仕、犠牲に変換されて

転んでもただ起きやしないぞって

自分の中で

慰めのように、うそぶいてみる、

まぁ〜

銀ちゃん勉強だと思ってさぁ〜

いいんです、もう勉強は、いっぱい、いっぱい、させて頂きましたぁ

でも・・・勉強・・・・・・・

くだんの彼女

「あっ、看板屋さん、お値段、ベンキョウしといてね」

「あんたが、言うな（心の声）」

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パソコン作業やってると

デスクトップ画面が、大混雑

「デスクトップ」へ保存場所

雑踏の中の人捜しみたい、

イラ、イラ、イラっと

名前、なんて付けたっけ

同じような、フォルダーが並ぶ

現場名だって、重なると「その２」とか

日付だって、同日がいっぱい

やっぱり、こまめに、丁寧さが必要なのか

本来の仕事そっちのけで、整理して

行方不明なモノが出てきたりして、

それで、暫く遊んだり、感慨にふけったりして

時間は、あっという間に

目の前を走りすぎてゆく、

「まだ、ちっとも作業、進んでないや」

あ〜、誰かぁ〜

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あの〜、人生も看板の、お仕事も

酸いも甘いもわかる時なんて、

絶対、そんな日はやっては来ません、

苦いとか、しまったなどの経験は

自慢じゃないけど、ほら、山盛りでさぁ、

おいしいとか、よかったなんてことも

てんで、全く、これっぽっちもありは、しませんでしたよ、

甘い？、考えが・・・・甘いより浅いですかね、

だから、現場に行って

あれがない、これを忘れたなんて、毎日の挨拶代わりでさぁ、

トラックの座席の後ろに、常に両面テープや

タッチアップ用のカッティングシートを入れておく

必要な色が、その日に限ってないのも、いつもの出来事、

あんな工夫、こんな智慧、

正しい言い回しは、あんな誤魔化し、

その場しのぎの悪智慧

そりゃ、毎度土壇場に立てば

学習もします、

工事電源 が見当たらないときは

どこからか、借用、

あと５ｃｍ面板が足らない

それでも、終わってみれば、無事完了

何を指して無事 なのか、

あのね、その辺にあるもので急場をしのぐ

そんな、やりくり帳、いっぱい持ってます、

だって、いつも、使ってますもん、

応用は継続の母

すり抜けは継続の父

そして、やはり継続はチカラコブなり。

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☆

ずっと昔、

看板屋は文字が書けて当たり前の時代、

仕事がないとか、切れるとか

腕に「職」があるので

まさか、腕の「職」が 身体から離れていくなんて・・・

そりゃ、天地がひっくり返るくらい、

文字書いてりゃ、食うことに困りはしなかった

それより、押し寄せてくる文字書き依頼を

どうさばくか、三日三晩、筆を動かしながら寝ながら書いたことも、

お茶、お昼はもちろん、向こう様持ち、

たまに「先生」などと、不似合いな呼ばれ方をして

看板なんて、文字が入らなきゃ、ただの板

文字書きさんが、スケジュールの中心

「あの頃は、よかったなぁ〜」・・・・・遠くをみつめて、

それに比して、今ぁ、どうよ

「文字が書けるって、それが、どなんした」・・・じっと足元に目線、

文字書きを白紙にして

んじゃ、俺には、何ができるん？

大抵の看板屋さんが

み〜んな、同じこと、やれるし、やっている

他社のやってないことをやらなきゃ

生き残れない、

だけど、そうそう、他のことなど、ありはしない、

ここで、看板屋、頭を振って考える

おまえの武器は何？

あなただけに、できることは何？

看板屋、ただ文字書いてりゃよかった・・・・のに、

「えらい、時代になりましたぁ」

☆

☆

え〜、ビジネス色濃いブログに変換して

やっと、瑣末なことから解放されました、

ウケ狙いや

笑ってもらえたら・・・・・

もう、そんなこと考えないでいいなんて

ラクだなぁ〜

なぁ、看板屋

看板の仕事って

絶対、わがままな受注構成になっているよな、

誰かが、注文すると群がるように依頼がくる

一度、潮が引くと

電話が故障？、FAXの紙あんの？メールって繋がってるぅ〜？

何で、こんなにも極端なんでしょ、

あのね、

ちょうどいい

お風呂の湯加減みたいな仕事の入り方

そんなことは無理の介でしょうか

・・・でないと

茹で上がるか

風邪引くか

頭にタオル乗っけて

浪速節でも唸るか

「妻ァ、夫を労わりつ、夫は妻を慕いつ〜つつ 、頃は六月中の・・・」

あっ、銀ちゃん、もういいよ

ビジネス色が

泣いてるよぉ。

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今日からビジネスに徹したブログになります、

昨日までのように笑わそうとして、笑えない話など

もう、ございませんデス。

上の画像は
ネットからの受注です、

データも、お客様から支給していただいて

とても気持のいい、

笑顔のうちに仕事を終えました、

めでたし、めでたし、

開店看板なら

大阪のネオサインへ

心をこめて・・・・・・って

このブログ、何か、借りてきた猫

砂漠の中の赤とんぼ？

う〜ん、

「スカッ」てしないなぁ〜

銀ちゃん、よしなよ、

だって、いつものブログだって

「スカッ」となんて、お前さん以外

誰もしてないからぁ〜

あ〜ぁ、もう、やめた、やめた、

この裃、堅苦しくって・・・・・・

お客様ぁ〜

看板の仕事・・・・お待ちしておりますって

読んでる、まわりは、看板屋さんばかりじゃ

宣伝のしようもないや。

しょうがねぇ、黒板屋さんに売り込んじゃおかなぁ〜。

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え〜いつもは、フザけてばかりの、この看板屋

たまには、前向きのよそ行きの看板の話

今日こそ脱線することのないよう

襟を正して、真面目にと、こう本人が言っております、

「あ〜銀ちゃん、よく来なすった、まぁ、こっちにおいでよ

そんなに離れちゃ、話も見えないだろ

なぁ〜に、今日は、ひとつ、お前様に頼みたいことがあるんだよ」

「頼みたいことって？」

「まぁ年寄りを、急かせるものじゃ、ありませんよ、

どうだい、ひとつ冷だけど、ぐぐっと一杯・・・・」

「ご隠居さん、いただきたいところですが 、まだ日も高いし

それに仕事中ですから・・・・・」

「その仕事の依頼主の、あたしが、酌をしようて、そう言ってんのに

まさか、お前さん、あたしの酒が吞めねぇ、なんて、そんな野暮なこと

言う・・・・・わけ、ないでしょうね」

「もう、じゃ一杯だけですよ・・・・仕方ねぇなぁ」

「ほら、ぐいぃ〜と・・・・いい吞みっぷりだねぇ〜

男も惚れる、吞みっぷりだよ、もう一杯・・・・」

「だ、だめです・・・よォ・・・・あっしは、ねぇ、これから・・・・」

「ほら、駆けつけ三杯って、言うじゃないかぁ、じゃあと、二杯だけ・・・・」

「もう、だめ・・・って、言ってんのに・・・・・に、二杯だけ・・・・ですよォ」

「いい吞みっぷりだねぇ〜男の中の男だねぇ〜」

「そ、そんなこと・・・・言って・・・・またぁ〜」

「ほら、もう一杯・・・・・」

「だ、か、ら、もう・・・・う”〜、あ、あと一杯・・・・だけ」

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・・・・てんで 、すっかり酔っぱらっちゃた銀次郎

「あ”〜、ご、ご隠居、か、看板、、もうタダでやりますデス・・・た、ただでぇ〜」

「あれ、そうかい、いつも、すまないねぇ〜」

「えっ、・・・・・いつも？」

あ〜ぁ、どこが、たまには真面目な看板の話なもんか、

結局、うまく乗せられてサァ〜

馬鹿だねぇ〜まったく。

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もう、気の利いた洒落た文章や

味のある、ちょっとハイセンスなブログを

卒業して、仕事に直結した、検索エンジン対策の

ブログに切り替えようって思う、今日この頃、

「銀ちゃん、何だって気の利いた？洒落た？その上に

味のある、ハイセンスな？

へぇ〜、頼むから、その今まで見たこともねぇようなブログ

いっぺん、見せちゃ貰えませんか ？

それからだったら、ビジネスだろうが、仕事に結びつくようなもの

どうぞ」

はぁ〜、昨日までの、ワタクシのブログから

そんな香り、しませんですかぁ〜？

残念、無念、金輪際

ただの、ダジャレのような、ムダ話程度

でも、これだけは言っておくね

よくも、まぁ、毎日、毎日

ネタというか、あんだけ、どうでもいいことが

次から、次へ・・・・書けるもんだナ

いっぺん、できれば、頭の中、見せてもらいたいもんだね

あの〜

恐縮ですが、頭の中は、何にも

空っぽみたいなもんですわ

ほら、これだけ振っても・・・・・音なしでしょ。

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「　寄るや冷えすさるやほのと　夢たがへ　」　　　加藤　知世子

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看板屋さんのピンからキリ

・・・・・・って最後尾に位置して

幾星霜、

明日の心配しないで食ってく方法論

そんなのがありゃ

有り金、全〜部 、はたいたって惜しかねぇダス

だから、仕事が切れなきゃいいんでしょ、

なぁ、看板屋、たま〜に、ちょいと忙しかったりしたら

生意気に、ため息なんぞ、つきやがって

少しばかり、暇になりゃ

青い顔して、しょんぼりしたり

勝手なヤツだねぇ〜

そ、そりゃ、顔だって青くも、酒飲んだら赤くもなりまさぁ

あ、あのね、

いちいち、一喜一憂してると、「貧乏神」にしがみつかれて

貧すりゃ鈍だよ、

目先のことで目ぇ、泳がしちゃ

そんなことより、この荒海を「抜き手」で、さぁ〜っと 泳ぎ切るこった

どうだい、

この世の土座衛門だけにゃ、ならねぇようにな、

間違っても立ち泳ぎで、何とか

やり過ごそうなんて

そんな小せぇ了見だけは・・・やめときなよ看板屋。

（あ〜ぁ、自問自答って、疲れるわ〜）

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