『看板の「か」の字』
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猛暑、灼熱、熱射、
「熱い」で片付けられないくらいアツイ、
まるで火のついたフライパンの中の出来事、
体力と気力が奪われてゆくような
たくさん水分
ヘルメット被って
やるしかないケド
ゆっくり、ぼちぼち精神で現場をこなそう、
「銀ちゃん、どうしたぁ、口数が少ないねぇ〜」
「あ、あのねぇ、しゃべると余計、暑いんだよ」
「ふ〜ん、じゃぁ、得意の寒くなるようなダジャレ頼むわ」
「ん?、何だよ、その物言いわ、よぉ」
「ほら、厳寒の中で震えるようなヤツ連発するじゃん」
「何だって、冬に震えるような・・・・あ、あのねぇ俺らは
今、怒りで震えてらぁ〜」
「う、うまい・・・その〜汗の止まるようなダジャレはムリ?」
今ァ、変な汗かいて、しょんぼりだよ、
「ふ〜ん、やっぱりねぇ」
「・・・・・・やっぱり?????」
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「 悲憤あり 吐きし西瓜の 種子黒く 」 竹下 しづの女
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