『さらに弥生三月』
「銀ちゃん、おめぇさん、そういう了見だから最後の最後に
泣きをみるんだよ」
「そういう了見って?」
「ほら、できもしねぇのに、すぐ安請け合いしてしまう悪い癖だよ」
「う〜ん・・・・・・・・」
***********
一口に「神戸」って言ってもさぁ
加古川の手前、今日なんざぁ、あの明石の135度を越えても
まだ神戸なんだって
ほ〜んと、洒落にもなんねぇや
だから「シャレ神戸」ってか
へっ・・・ダジャレかよ
部屋の隅で、ひとり、こうべを垂れる
これを恥の上塗ともいう。
*********
「指折って それぞれの春 馳せてみる」 銀次郎
☆
☆
Comments Off