『春は薄紅色』
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春の日はゆったり、まったり
のんびり、
揺蕩う春の陽、気怠し、
でも、何となくが好きだなぁ。
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「短くて なほ短くて 春の日や」 空豆
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桜を眺め
のんびりと
文庫本など読みながら
時々そばのビールに手を伸ばし
遠くで花見客の笑い声など聞きつつ
ひとり小さな声で流行歌など口ずさみ
流れる雲に
明日のお天気など占ってみる
いいよなぁ〜
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「行く春を 近江の人と 惜しみける」 芭蕉
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看板撤去、まずトタンを剥がす、残念なことに、ご丁寧に、もう一枚重ねてあった、泣きたいよォ〜
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がんこの裏に、また、がんこ、頑固な看板でゲスなぁ〜
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看板を取り去った後に二十年振りくらいに壁が顔を出す、
隣の壁と同じメーキャップするも、肌は、まだ若い(?)
下地に白いパンケーキ(?)塗って・・・・・・と。
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合わないまでも、一応近似色の顔色にするも、風雨にさらされた、お肌に合わすには、ちと無理、
でも、塗らない訳にはまいりませぬ。
・・・・んで、もって完了ダス。
あ〜ぁ、この疲れは「八海山」に頼んないと
あんただけだよ、我が友「八海山」
注=ノンベェじゃないよ
酒は呑んでも呑まれたことはありません、
人生と言う荒波には・・・・いつも呑み込まれております・・・・ケド。
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「花冷えや やけに気を惹く 片想い」 銀星
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今日の天気ったら
降るなんて言ってなかったじゃん、
雹のような霰まで
それに、何やねん、この風は
仕事にならへんやんか、
あ〜ぁ、もうぉ。
朝5時に起きて、先日の袖看板のやり替え
近くの店舗の蛍光灯の補修
それが終わって堺市の団地の地図看板
それから途中高所作業車に乗り換えて高槻まで
大型壁面看板の撤去
小雨が時折意地悪を仕掛けてくる
わがままな春には閉口、
何だ神田の神保町で恙無く完了と
日記には書いておこう。
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「おまえねぇ 嫌われちゃうよ 春の雨」 銀星
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目覚まし時計がなくても夕べ、どれだけ遅くとも
6時には目覚めてしまう哀しさ
歳のせい?・・・・・・禁句、禁句だよ。
朝食のアンパン食べて、バイクで3分の工場に出勤、
あの〜銀ちゃん、おまえ様の日常などに興味ないんやけどォ、
まぁ、もうちょっと付き合ってクラサイ、
工場で出力のデザインしたり
メールや電話の応接
なっ、優雅やろ
ど、どこがぁ〜
しかし、よく降ったなぁ
これで本格的な春
さくら満開の日がやってくる
延び延びになってた現場仕事もできるわさ、
なっ、優雅やろ
どこがじゃ
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「春雨や 同車の君が ささめごと」 蕪村
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えっ、明日も雨、明後日も・・・・
嬉しくないなぁ〜
どうしよう?現場、
春雨じゃ濡れていこう・・・・も塗装があるしィ
ええい、晴れる日まで順延、順延、
四月はどう?
微笑んでいられるかな、
・・・・・・・
問い合わせが二つ、三つ
ホントは今日、占い、良くない日なので
ひたすら頭下げておとなしく(音無、無口)
過ごしていたのに
あにはからんや、
嬉しいような受注があった
へぇ〜、どうやら捨てたもんじゃないねぇ、この春も
明日って言う日を
なめちゃアカンでぇ銀ちゃん
胸張っていこ、
そしたら、何か、いい事が
舞い込んで来るかも・・・・・
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「春行けば 春には春の 顔があり」 銀星
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☆損料屋喜八郎(山本一力著)
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☆前座 「三流亭銀太郎」初舞台
その後、只今、二つ目「三流亭銀次郎」
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この、お人は
え〜と、え〜と、若かりし頃のかみさん、
今じゃ、すっかり・・・・・
あの頃のまんまです・・・・・・ケド
「あの日に帰りたい?」・・・ユーミン
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とても、とても俳句など
私に捻ることができんのは・・・・首くらいしかござんせん。
「それも俳句じゃのうて雑俳じゃなもし」
俳句王国に生まれたので
正岡子規、高浜虚子でしょ
それから、石田波郷に
「降る雪や 明治は遠く なりにけり」の中村草田男
だから、
その真似事です、
それで
俳句が無理なので
点々つけて
「バイク」に乗ってます、
なんてぇ・・・最期はいつもの駄洒落?
「そうだよ文句あるぅ〜」
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「さびしさに 花さきぬめり 山桜」 蕪村
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俳号でさぁ「小子規」って、もう誰かいらっしゃるから
んじゃ、大子規って、どう?
いっそ間に「風呂」って入れてさぁ
オオフロシキって
ぴったりだと・・・・・思う・・・けどなぁ。
打ち合わせして三日で取り付け完了、
そうですぅ〜、ちょうどヒマでしたぁ。
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銀ちゃん号(バイク)のステッカーを作りましたぁ
欲しい人・・・・・・・あげるよ。
銀ちゃ〜ん、もうすぐ、おまえさんの好きな桜が咲くよ、
今年はさぁ、船から観るさくら、きっと絶品だねぇ、
大船に乗った気持ちで・・・・・・
今の政局みたく、泥船じゃないから、安心してね。
「は〜い」
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「さまざまのこと思ひ出す 桜かな」 芭蕉
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