看板娘

「大寒の　ここはなんにも　置かぬ部屋」　　　　　桂　信子

バイクでシールドに粉雪があたる

手袋の先が痛いなんて・・・・・・

靴の指先に風が抜けていくのがわかる

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もうすぐ「阪神大震災」から15年、

今は亡き神戸の 叔父さんに

ペットボトルの水を担いで震災2日後に西宮から

2時間くらい歩いて届けた、

さながら戦場を歩いてゆくような、すさまじい光景

倒れていない家がないくらい、総倒れ状態

倒れた家をよけながらの行進

人の行列が蟻のように続く

途中の張り紙に

「XXちゃん、無事か？」

どこどこへ避難しているから ・・・・・・・・・

「トイレ貸します」

「飲み水提供しています」

現実であるのが

不思議なような

「明日は誰にもわからない」

だから、悪いことだけじゃなく

「幸運のハプニング」だって、

きっと、あるに、違いないのだ。

————————希望的観測隊長

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「梟も　淋しいときは　目をつぶる」 　　　　清水径子

今日、カラオケ屋さんから電話、

パソコン環境はないらしい
「何で『看板娘』 に行き当たりましたか？」

ケイタイで検索したら出てきました、

「へぇ〜」

こりゃ、ネットの網は広いや

大きな網から小さな網まで・・・・・・

年があらたまって問い合わせ が多い

・・・・・・が小額なものは、すぐ決まるけれど

少し値が張ると・・・・・・・哀しいアイミツ

数字に誇りを持ってる分、連戦連敗が続く

安く、安く、安く

どこまで安くすりゃ・・・・・・・・

ちょっと目をつぶろうかな。

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今日は「LED」の発明者と会社 との和解が

数年前に成立した記念すべき日（？）だとか、

和解金８億数千万円で解決したらしいのですが、

金額が多いのか少ないのかわかりませんが、

LEDの青色が、わが看板産業にもたらせた功績は

計り知れないものがあります、

それまで「青色」が なかった（当然、白色も）LED看板は

赤、オレンジとか、緑とか黄色の

何となく、ドぎつい感じでした、

この「青色」が登場してから

目を見張るような長足の進歩

まさに革命的でした（信号機など）

でも、エコだなんだと言いながらも

この今の沈滞した世の中の景気は

まるでピカソの「青の時代」のような

そんな閉塞感を

政治屋の旦那方、おっ母さんから何億円ももらって

「知りませんでした」なんて言わないで

今度は、あなたが

国民のみんなに

「友愛」じゃ、おまんまの食い上げになるので

「好景気」って、ご馳走

ほんま、頼みますわ。

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昨日の問い合わせ先、２件訪問、

いつものことながら、電話で、

適当に自分勝手に地図を頭の中で描いて

いざ、向こう様の近所で「あれぇ、こんな筈じゃ〜」って

迷いながらも探し当てる、

毎度ながら、お客様に

わが社のサイトの順路を聞いてみる

「ふ〜ん」そうかぁ

今後のページつくりに生かしてゆこう、

まぁ、いつも思うのですが

お客様って、いろいろな方がおられます、

私の悪い癖は、自分にとって、いいお客様 像を

勝手に作り上げて、それを、あてはめようとする

だから、がっかりしたり

失望したり

なぜかな？

やっぱ「希望的観測隊長」だから・・・・ カナ、

はやく「現実的無情隊長」に

変革しなきゃ・・・・・・いけないのかな。

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南港にある北欧の大型家具ショッピング センター

「IKEA」の吊り下げ看板は

紙看板でした、

そりゃ〜安上がり、雨にも風にもあたらない、

今の世の中、

「安物時代」にピッタリ、

いっそ、紙看板専門店でもやろうかな、

薄利多売

汗多くして、利薄し、しかし情は厚し

ついでに胸の中も熱いでゲス、

けれども

もう毛は薄いので

いつも帽子を被ることにしよう、

でも、やっぱり帽子より

いっそ売値に下駄履かしちゃどうでやす？

そ、そんなことしちゃ〜世間に笑われますぜぇ

「ゲタ、ゲタ、ゲタ、」ってか

いいんだよ

噺家が余芸で看板屋やってるようなもんだから ・・・・さぁ

あれぇ〜

そんなこと公表していいの？

あぁ、ダイジョウブ、なかなか好評だよ。 （注＝ここで笑わなきゃ笑うとこないしぃ）

・・・・・ったくぅ〜。
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はじめまして「自己中心的妄想隊」 の隊長ダス。

行ってきました本日の現場打ち合わせ

感触？悪かぁない・・・・・・ウン。

一つめは

大きな工場の看板替え、数点

「安く」してくれたら、発注してくれるらしい、

何とか、仕事に結び付けたいものです、

「安く」が・・・・・・・・『安苦』 にならないよう、

知恵をしぼって・・・・・・がんばろっと。

ふたつめ

少し大きめの学習塾 、

前のお店の看板を活用して・・・・・

オーナーさんと

何となく波長が合いそうな予感、

この仕事は

『決めたい！！』

でも、しかし、けれども、

それは相手様の決めること

ウ〜ン

インターネットから網を手繰り寄せてくる

快感？苦痛？遊び心？真剣味？

種まきして

やがて収穫の時を迎えて

うまく刈り取れるかどうかは

「えへぇ〜、任せておきなって・・・・」

泣き顔？笑い顔？

どっちかなぁ

鉛色の空から冷たそうな霙（みぞれ）が降ってきた、

容赦なく顔を叩いて跳ねた。

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やっぱり今日ありましたよ、

手ごたえのある問い合わせが

希望的観測隊長、ちょっとグラっとしそうデス、

明日行って来ます現場調査、

帰り途 、今と同じ気持でいられるかな

「ガッカリ」なんてしないよね、

えらく、弱気だねぇ

いいじゃないの、仮に冬の花火だったとしても、

きれいだよ、粋だねぇ寒空の花火、

人事だと思って、随分好き勝手なこと言ってくれますねぇ

あのねぇ、結果なんて気にしちゃダメだよ、

やれるだけ、やってダメなら縁無き衆生よ

明日は明日の風が吹かぁ〜

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テレビがしきりに今年の景気予想をやっていた、

前半はダメでも後半はいいらしい、

まぁ、眉ツバもんでしょ、

景気なんてさぁ、誰にもわかんないよ

わかるのは、自分が幸運の持ち主だってことくらいかな、

妄想？

うぅん、だってボクは希望的観測隊長だよ、

へぇ〜、それがそれが・・・・オチ？

まぁ、今んとこは・・・・・ね。

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何げにテレビのニュース見てたら

十三年前に看板をつけた「地ビール」屋さんが

世界一になった、懐かしい社長の顔と十三年ぶりに

テレビの画面で対面、

三人の娘さんがやってのけた偉業らしい、

社長は親として、また、このビールの生みの親として

だらしないほど喜んでいた、

（十三年前はマケて、マケてばっかしだったのに・・・・余計なこと言うでない）

でも、自分がした看板が出て来て

懐かしくも嬉しいニュースでした。

ビール好きだけど、高いらしい（？）ので・・・・・飲むのは、また今度。

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昨日から仕事

とても寒い仕事初め

２件の有力な問い合わせがあり、心の中はホンワカ。

「こいつぁ〜春から・・・」

何となく、動き出すような雰囲気だけど

希望的観測隊長としてはイサミ足にならねぇように

グッと、ここは、ひとつ、明日に（正確には今日）に期待するダス。

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馬なら目の前のニンジン？

ボクにとってのハーレー883

憧れ？最後の相棒？最期の恋？

この写真見ながらがんばるでゲス、

こいつのために、

下げたことのない頭を下げ

作ったことのない笑顔をし、

言ったことのない歯の浮くような言葉を並べる、

およそ備わってない我慢、辛抱、忍耐をし、

絵に描いた餅でもいい

高嶺の花でも深窓の令嬢でもいい

時々、心が折れそうな時、そっと眺める、

そして

見積もりの時、ちょっとだけ、上乗せ（これはウソ）

手に入らないかもしれない

だけど、

目を瞑って

こいつに乗って天空を駈けてる姿に

一瞬でいい、ニヤリとできたら

「明日もがんばれる」

そんな気がするダス。

夢を夢のままで、終わらせても、いいん？かな。

「それはいかんぜよ」

（注・・・天空とは、あの世に非ず、念のため）

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社会の変動などに乗じて活躍するのが「風雲児」

今年は「風雲児」にならな、しゃないなぁ〜

社会が動かぬなら風と雲となって

変革してゆかなけりゃ、生き残れませんぜ、

そうや、今年、たった今、事業を起こしました、（気持ちだけ）

さぁ、どうしますぅ？

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静かで穏やかな、お正月でした、

食べて、寝て、そんなに飲まないで

テレビに相手してもらって

ちっちゃい幸せを絵に描いたような三が日でした、

さぁ、骨休めも一服も

一年の階段の踊り場も終わりました、

これから

試されるんやなぁ

負けじ魂や底力（あるん？）や不退転な気持ちとかを

まぁ、

そういう状況を楽しも

どこまでやれるか愉しみ、愉しみ。

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