看板娘

昨日、取付現場に行くと

塗装屋さんが

おそらく、看板取り付ける場所を塗っていた

悪い予感

担当者君が、おっとり刀でやって来た

心配したとおり

段取りが・・・・

彼は、まだ新人

ここは笑顔で・・・だが腹の中は怒っているんだよって

言ったけど、まぁ無理だろな

彼の性格がいいのと

前途に貸しをつくって

今日のところはって・・・・帰る

しかし、高速代・・・・・もったいない。

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看板取付って

お客様と施工会社の気持というか

同じ気持でやれば

自ずと結果もよし

不安から始まって疑問で終わる工事は

やはり、いいものができない

それは

♪♪誰のせいでもありゃしない

みんなオイラが悪いのさ♪♪

この場合の「オイラ」は私とお客様

ただ、今回は

ずっと、いい関係で

本当に満足しております。

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会社が移転すると

現状の看板も新しいところへ移設となります、

しかし、そのまんま使えることはマレ

当社も撤去した看板を大切に

次の機会に中古で売ろうと取っておりますが

帯に短し

たすきに長しのごとく

転売できるほど

状況は甘くない

むしろ、看板に合わせた店づくりなんて

本末転倒

泣く泣く断念して

そんなこんなで、１０年、工場の隅でホコリをかぶって

挙句の果て

廃棄処分ということが常のこと

思いきって断捨離

つまりは、決めるのは心

決断して捨てて、そして離れてみる

人の世も同じようなものですばい（？）

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今日も電話で見積もりを即答させられた、

だいたいやね（竹村流？）

数字だけで、看板屋を決めてよいのでしょうか？

決まって、お名前を名乗らない

だから、金額も真剣に出さないというか

そんな貧しい情報で正確な数字の出せるわけがないじゃないですか

きっと、じっくり、ご相談すれば

もう少し安くなるのになぁ〜

もったいない

ただし、その逆で高くなることも、たまに、ないではない

あぁ、ややこし。

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『春や昔　十五万石の　城下かな』　　　　　　　正岡子規

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ここのところ、ずっと仕事に追いかけられて

それはそれで、贅沢で身に余ることなのですが

ここへ来て

どうやら仕事に追いついて

またまた、手持ちぶさたな日が・・・・・

これはこれで、寂しいような不安な顔になりそう

情けない看板屋だな

もっと、どっしりと構えられないかねぇ

来る仕事は嬉しく

ある暇は怖し

だから、なんか、やってなきゃ落ち着かない

芯から貧乏性にできてるようだ。

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ちょっと寒いが、冬だから、しょうがない、

これで最後みたい

仕事は、ないと思えばある

あると思えば、すぐ片付いちゃうので

油断は禁物なり

いつも仕事の目を輝かせて

身の丈にあった、お仕事

身の丈とは

無理しないで無茶な価格でなく

お客様に喜ばれることを第一として

東に袖看板が欲しいという人あらば

行って、すぐ付けてあげ

西に内照看板をＬＥＤに改めたいと思う人あらば

怖がらなくてもよい、電気代は安くなる

メンテナンスだって

この前いつだったっけ、くらいしなくて済む

そういう看板屋さんに

なっちゃ

仕事減るけど・・・・・けど・・・・・

宮沢賢治に聞いてみよう。

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「木枯らしに　泣かされ生きて　幾星霜」　　　　　　銀星

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夜１０時すぎに大阪立って

朝４時すぎに東京着

寒いし、眠いけど

がんばって看板取付

この日、台風並みに風が強い

それでも、へろへろになりながらも完了

大阪帰ってきたら日付が変わっていた

２７時間闘う男も

もう、あきまへん。

毎日毎日、大好きな仕事を

もう、やけくそみたいに働いて

「かかってこんか〜い」の心境

正直、やるべき仕事があることは

嬉しい限りである

たぶん、働いてる間は健康だと思う

健康のための労働ですねん

かっこいい

でも、確かに働くことが好きな性分だと

この２,３日

心の芯から、そう思う、

うどん屋さんの看板を取り付けました、

勘で言うと場所はいいので

繁盛してほしい

施主さんから電話いただいて

なるべく早く取り付けしてほしい・・・・・

デザインを決めるまでの

メールのキャッチボール次第だから

がんばって決めていただけば

看板を製作して取り付けることは

それより何より、

デザイン決定までの道のり

それも施主さまのやる気の努力に

掛かっています。

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あ〜腰が痛い

一日看板製作、

木枠組、木枠塗り、アルミ複合板貼り

その上にインクジェットシート貼り

それを、黙々と、ひたすらに

時間が早い

あっという間に夕暮れて

早く帰って、お風呂に入って疲れとって、

そして

明日もがんばろ。

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